親愛なる

  • 2015.06.07 Sunday
  • 22:18
ぼくは今、季節と季節のはざまにいます。
要するに、まァ、相変わらず不安てってーことです。

そんなぼくにも新しい友達ができました。
少しだけ光明が見えてきたかもしれません。


ただ、ひとっつだけ、年寄りのつまらない話を聞いてもらえますか?
以前の記事でも匂わせていたのですが、実は、友達を自死で失いました。
また遊ぼうね!と言って別れ、数か月の事です。
夜中に電話が鳴りました。
家族ぐるみの付き合いなので夜中に掛かってくることは珍しくもありません。
所謂幼馴染、というやつです。
「Hちゃんから電話?Hちゃんまま?」
と電話の向こうでぼくははしゃいていました。
また東京の方へ来るって言ってたから、その日程が決まったのか知らん、なんておもっていました。
電話機に向かって喋りかける母の声のトーンの低さから、いやな予感はしていました。
でも、まさか、そんな、だって。あらゆる限りの「しかし」を考えました。
そして電話が切れたとき、母は予想だにせず穏やかな顔つきでした。
もしかしたら、さっき考えた「しかし」の世界の話かもしれない。
ぼくは愚か者だから、そう思いました。そう思いたかった。
だから、泪をおさえ、「Hちゃん、いつ来るって?」
答えは一番予想し易く、一番心に堪えるものでした。


Hちゃん、しんじゃった。


そこから先はよく覚えていないです。
ただ、ひたすら泣いて、薬を飲んで、無理矢理眠りについたような気がします。

本当に僕にできることなどはなくて、それでもぼくはあの子を妹のように思っていたから、しぬということが理解できなかった。
もうHちゃんと話せない?
もうHちゃんとあそべない?
もうHちゃんにタバコやめなよー!
って、お姉さんぶることすらできない。
プリクラしようしよう!って云って、結局二人とも最新機種の取り扱いができなくてビミョーなのが焼きあがることもない。
何よりももう、
彼女の笑う声や、顔、握って歩いた掌のぬくもりは二度と手に入らないんだ。


そんな様々が頭の中を過るとき、ぼくはまた、泣いて泣いて泣いて、そんな繰り返しで、そろそろ一年がたちました。
それでもぼくはまだ、ときどき思い出してはないているのです。

子の記事は、完全に自分の心の整理です。
すみません。
でも、あの子は、本当に、生きていくのには苦しいくらいに、ほんとうに、

良い子だったんです。







親愛なる   様
君はまだ。2つのうちの1つ目の死を乗り越えたに過ぎない。
君の場合、ぼくが生きている限り、きっと2つ目の死は少なくとも僕が死ぬときにまで持ち越されることだろうとおもうよ。
だからそれまで、ぼくの二つ目の命を握りしめて失くさないようにして、待っていてください。




氷菓

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  • 2017.06.16 Friday
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